住宅ローンのボーナス払いは得か?損か?

つくば市で「住宅ローン教育資金ライフプラン/家計」に関する相談が得意な子育て世代を応援するファイナンシャルプランナーの藤井です。

テーマ  住宅ローン 注意点

住宅ローンを組むとき、なるべく早く返したいとか、月々の返済額を減らしたいと思うと、ボーナス払いとの併用を考える人が多いと思います。 

住宅購入は人生で最も大きな買い物のひとつで、多額の借金を負うプレッシャーがあります。できれば金利を安くして、早く返してしまいたいと思う気持ちがボーナス払いに向かいますが、果たしてそれは損か得か。

ボーナス払いについて考えてみましょう。 

宅ローンのボーナス払いは得か?損か

ボーナス払いのメリット・デメリット

まずボーナス払い、ここでは毎月の給与とボーナスの併用払いのことを指しますが、当たり前のように感じている人も多いかもしれません。

ところが、金利や経済状況を考えると当たり前とも言いづらい現状があります。 

毎月の給与からの支払いが厳しいと感じるは、その分、ボーナス払いに振り分けることで負担を軽くできると考えます。 

また、月々の支払額を減らさなくてもいいけれど、なるべく早く返済したいと思うは、ボーナス時にまとまった金額を払いたいと考えます。 

そもそも、ボーナスは給与以外の臨時収入的な意味合いがあり、勤務している会社の業績に左右されやすいものです。長いローンの返済期間の中で、ボーナスが安定して支給されるとは考えにくいでしょう。 

後者のは思惑が外れるくらいで済みますが、前者の、ボーナス払いに頼らざるを得ないは返済計画の練り直しが必要です。 

ボーナス払いのメリットは、年2回ほど入ってくるまとまったお金をあてにできることですが、そこが確かなものでないということが最大のデメリットでもあるわけです。 

 

次回は注意点についてご説明します。