住宅ローンの繰り上げ返済2つのタイプとは?

つくば市で「住宅ローン教育資金ライフプラン/家計」に関する相談が得意な子育て世代を応援するファイナンシャルプランナーの藤井です。

テーマ  住宅ローン 注意点

超低金利時代とはいえ、一般的に住宅ローンの返済期間は20~35年と長く、できれば早く返済を終えてしまいたいと考える人が多いでしょう。

住宅ローンの返済期間を短縮する方法としては繰り上げ返済がありますが、実は繰り上げ返済には2つのタイプについてご説明します。 

住宅ローンの繰り上げ返済2つのタイプとは?

返済期間短縮型と返済額軽減型

繰り上げ返済とは、毎月の返済のほかにボーナスや臨時収入などが入った際、そのお金を元金の一部として返済に充てるものです。

そして、冒頭でお伝えした「繰り上げ返済には2つのタイプがある」については、「繰り上げ返済をしたことで返済期間を減らす方法」と「毎月の返済額を減らす方法」の2つの方法があります。具体的には次の通りです。

【返済期間短縮型】

返済期間短縮型とは、ある一定期間の元金を繰り上げ返済することで、毎月の返済額はそのままで返済期間を短くするものです。

一般的に繰り上げ返済というとこのタイプをイメージする人が多いと思います。

また元金を返済した期間分の利息も返済不要となります。

【返済額軽減型】

返済額軽減型とは、元金の一部を繰り上げ返済することで、毎月の返済額を軽減するものです。

支払期間は変わりませんが、これも繰り上げ返済の一種で毎月の支払額が安くなります。

 

次回はぞれのメリット・デメリット、繰り上げ返済を行うタイミングのほか、「繰り上げ返済はお得なのか」についてご説明します。