連載「住宅購入の流れ」【その2】
つくば市で「住宅ローン・教育資金・ライフプラン/家計」に関する相談が得意な子育て世代を応援するファイナンシャルプランナーの藤井です。
テーマ 住宅購入
住宅を購入しようという時、何から始めてどんなことに気をつければいいのか?
多くの方の頭の中に疑問がたくさん浮かびます。安い買い物ではないだけに、慎重にならないわけにはいきません。
マイホーム購入前に知っておくべき基本的な流れのうち今回は【購入の申し込みと住宅ローン】をご紹介します。
【2:購入の申し込みと住宅ローン】
購入する住宅が「新築マンションや一戸建て」や「中古マンションや一戸建て」のそれぞれのケースにご紹介します。
<新築マンションや一戸建て>
新築マンションや一戸建てで不動産会社から直接購入する物件は、販売開始日から先着順で申し込み受け付けを行うことが多いです。
中には抽選方式をとるものもあるので「これだ!」と思う物件に出会ったら、登録期間内に購入申し込みを済ませ、交渉のスタートラインに立ちましょう。
物件によっては2〜10万円程度の申込証拠金が必要な場合もあります。
このお金は売買契約の時点で手付金の一部となり、契約に至らない場合には返却されます。
<中古マンションや一戸建て>
中古住宅の場合、購入価格や手付金額、引き渡しの時期などを確認の上、購入の意思を仲介業者に伝える「買付証明書」を渡すのが一般的です。
書面を元に、売主と買主の間で条件が整えば売買契約に至ります。
中古住宅では申込証拠金は必要ないケースが多いです。
いずれの場合にも購入の申し込み自体に法的拘束力はなく、キャンセルしても金銭的なペナルティーはありません。