住宅ローン返済中にガンや重い病気にかかった際の注意点!

つくば市で「住宅ローン教育資金ライフプラン/家計」に関する相談が得意な子育て世代を応援するファイナンシャルプランナーの藤井です。

テーマ  住宅ローン 注意点

前回、住宅ローンを組む人が、病気など万が一の事態に備える保険をご紹介しました。

今回は、注意していただきたい点をご紹介します。

住宅ローン返済中にガンや重い病気にかかった際の注意点!

1:契約内容をしっかりと確認すること

同じがん特約付きの住宅ローンだとしても、がんと診断された時点で適用されるものもあれば、診断されてから一定期間過ぎた後に適用されるものもあります。

がんということがわかった時点で、それがたとえ初期であったとしても、本人と家族は大きな不安を抱えることになります。

そのため、契約内容をしっかりと確認し、少しでも早く適用されるものを選択するようにしましょう。

2:どこまでの病気に対して保険をかけるかをしっかりと検討する

もしものことがあれば、住宅ローンの返済が滞ってしまい、最悪の場合、せっかく購入した家を手放す必要も出てきます。

そうしたリスクを避けるには、保障はできる限り手厚くしたいと思われるでしょう。

しかし保険は、保障内容を手厚くすればするほど負担額も大きくなります。

団信であれば、保証金額がアップしますし、疾病保障付き保険であれば、ローンの金利がアップします。

そのため、どの程度まで保険料の負担が可能かということは、住宅ローンの契約をする時点でしっかりと検討しておく必要があります。

3:現在の健康状態が悪ければ加入できない

通常の保険と同様に、契約者の健康に問題があれば、保険に加入することはできません。

加入条件がゆるいものもありますが、そうした保険は通常の疾病保障付き住宅ローンよりも金利が高くなります。

住宅ローンは、長期間にわたって返済が続きます。

その間には子どもの成長といったうれしい変化もあれば、ガンや脳卒中といった思わぬ変化が生じる場合もあります。

 

今回ご紹介したような保険に入っていれば、万が一の際にも慌てることはなくなります。

予算や健康状態をしっかりと把握し、家族とも相談のうえ、自身にとって最適な保険を選択しましょう。