つなぎ融資を利用する際の注意点!
つくば市で「住宅ローン・教育資金・ライフプラン/家計」に関する相談が得意な子育て世代を応援するファイナンシャルプランナーの藤井です。
テーマ 住宅ローン 組み方 注意点
前回は住宅ローンにおける、つなぎ融資について説明しました。
今回は、その注意点について説明します。
住宅ローンのつなぎ融資をする際の注意点
つなぎ融資は、どの金融機関の住宅ローンでも利用できるという訳ではありません。
つなぎ融資を希望している場合は、住宅ローンにつなぎ融資があるかどうかを確認しましょう。
また、つなぎ融資は融資時期が1年以内のところがほとんどです。
着工から1年以内の完成が条件となっています。
完成が延びれば、完成後に建築費の完済を求められてしまうと自己資金で払うことになります。
金融機関によっては中間金までの融資のところもあるので、こちらも確認しておきましょう。
つなぎ融資の利子は、土地取得や着工金、中間金の支払日から住宅ローンが下りるまでの日割り計算なので、支払日をできるだけ遅くしてもらえば利息を低くできます。
不動産業者、ハウスメーカーや工務店には、支払い日をできるだけ住宅ローンが下りる日の近くにしてもらうよう、お願いしてみましょう。
つなぎ融資の代替方法もある
つなぎ融資に対応する金融機関は少ないのですが、土地取得や着工金、中間金の支払いのタイミングで住宅ローンの分割融資をしてくれる金融機関もあります。
つなぎ融資と違って金利が住宅ローンと同じなので、負担が軽減します。
分割融資の申請の流れはつなぎ融資と同じですが、融資申請のたびに金融機関に出かけて契約する必要があったり、保証料を支払わなければいけなかったりと、手続きが煩雑になり事務手数料がこまごまとかかります。
低金利で人気の住宅ローンは、つなぎ融資や分割融資を行っていない場合があります。
そんな時は、つなぎ融資や分割融資のできる住宅ローンで住宅を完成させたあとで低金利の住宅ローンに借り換えをして、建築費の残金とそれまでの融資を返済する方法もあります。