連載「住宅購入の年齢と年収」【その1】

つくば市で「住宅ローン教育資金ライフプラン/家計」に関する相談が得意な子育て世代を応援するファイナンシャルプランナーの藤井です。

テーマ  住宅購入

「今は賃貸に住んでいるけど、いずれは分譲マンションを購入したい」

「自分の家を持つなら庭付き一戸建てがいい」

そんなマイホームへの興味や憧れを抱きながら「まだ若いし早過ぎる」「今の収入で家を買うのは冒険だろう」そう思っている方もいらっしゃるかと思いますが、現在おいくつでしょうか?

わが家の世帯収入は把握できていますか?

今回はマイホーム購入の「平均年齢や家族構成」についてご紹介します。

【1:平均年齢や家族構成】

国土交通省の住宅市場動向調査結果(平成27年公表)を見ると、マイホームを初めて購入した世帯の平均年齢がわかります。

注文住宅や建売住宅を購入した世帯の約5割が30代でした。40代は約2割、そして30歳未満がそのあとに続いています。

分譲マンションや中古住宅を購入した世帯の約4割は30代約3割が40代となっています。

このように住宅の種類を問わず、30代で家を購入するケースが最も多いことがわかります。

また同じ調査で、注文住宅購入世帯居住人数は平均3.5人で、2人は19.4%、3人は29.2%、4人が32.7%、5人が10.1%、6人以上は5.2%でした。

注文住宅で高齢者のいる世帯は全体の24.3%で、高齢者と一緒に住んでいない世帯は58.1%。

建売住宅や中古住宅でも居住人数は平均3人超えで、高齢者の住んでいない割合は70%を超えています。