連載「住宅購入の時期」【その１】

つくば市で「住宅ローン・教育資金・ライフプラン/家計」に関する相談が得意な子育て世代を応援するファイナンシャルプランナーの藤井です。

テーマ  住宅購入

そろそろマイホームをと考えながら、なかなかふん切りがつかずタイミングを逃してしまっている方も珍しくないでしょう。
「買おうと思うけど、もうちょっと先でいいよね？」
「みんな何歳ぐらいで自分の家を持つんだろう？」
高い買い物なだけに迷いや疑問が浮かびます。

今回はマイホーム購入にふさわしい年齢についてのお話です。

【1：平均的な年齢は？】

 

「何歳くらいがマイホーム購入に適しているのか？」と、平均的な年齢が気になりますね。

国土交通省が公表した住宅市場動向調査によると、初めて家を買う人の年齢は30代が最も多く全体の約5割を占めています。

次いで多いのが40代で約2割です。

住宅種別の取得時の平均年齢は、注文住宅が40.2歳、分譲住宅（建て売り・マンション）が36.8歳、中古住宅は40.3歳でした。

住宅ローンを30～35年で返済しようと思うと、支払い能力から考えて30代でスタートすることが望ましいと言えるでしょう。

でも、誰にとっても平均年齢で家を買うのがよいというわけではありません。

生活スタイルや家族事情、自己資金の問題や住宅ローンの借り入れなど多くの検討材料があります。