連載「住宅購入の年齢と年収」【その2】
つくば市で「住宅ローン・教育資金・ライフプラン/家計」に関する相談が得意な子育て世代を応援するファイナンシャルプランナーの藤井です。
テーマ 住宅購入
「今は賃貸に住んでいるけど、いずれは分譲マンションを購入したい」
「自分の家を持つなら庭付き一戸建てがいい」
そんなマイホームへの興味や憧れを抱きながら「まだ若いし早過ぎる」「今の収入で家を買うのは冒険だろう」そう思っている方もいらっしゃるかと思いますが、現在おいくつでしょうか?
わが家の世帯収入は把握できていますか?
今回はマイホーム購入の「平均年収」についてご紹介します。
【2:平均年収】
国土交通省の住宅市場動向調査結果で、マイホームを初めて購入した世帯の年収を確認することもできます。
注文住宅を購入した人の年収
- 400~600万円:34.7%
- 600~800万円:20.8%
- 400万円未満:14.3%
平均世帯年収は629万円
建売住宅を購入した人の年収
- 400~600万円:36.3%
- 600~800万円:23.2%
- 800~1000万円:10.7%
平均世帯年収は654万円
分譲マンションを購入した人の年収
- 400~600万円:27.1%
- 600~800万円:23.2%
- 800~1000万円:21.5%
平均世帯年収は701万円
中古住宅を購入した人の年収
- 400~600万円:36.5%
- 600~800万円:28.9%
- 400万円未満:13.7%
平均世帯年収は583万円
中古マンションを購入した人の年収
- 400~600万円:31.1%
- 600~800万円:22.0%
- 400万円未満:15.44%
平均世帯年収は653万円
分譲マンション取得世帯の年収は701万円と突出していますが、いずれのタイプでも初めて住宅を購入する場合に最も多い世帯年収は400~600万円であることがわかります。
住宅購入者に多い年齢が30代半ばであることから考えても、世帯年収400~600万円はうなずけます。