住宅ローン控除で追加納税?

つくば住宅購入相談センターの 小島(おじま) です。

11月くらいから年末調整の書類を提出してください、なんて言葉をよく耳にするようになります。

書類の提出は面倒ですが、生命保険料の控除などを受けられる場合には、所得税が還付されて戻ってきたりするので、ちょっとうれしくなりますね。

マイホームを住宅ローンを利用して購入した場合、住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)を受けることができるようになります。

年末残高の1%が控除されるので、例えば3,000万円残高が残っていた場合、30万円が控除になります。

ご存知かもしれませんが、この制度を利用するためには1年目に確定申告が必要となります。
1回くらいだから自分でやってみよう、とお考えの方は少し待ってください。

国税庁が12月11日に、「 住宅ローン減税のミスによる追加納税の可能性 」を発表しました。

内容によると、誤った住宅ローン控除の申請が見受けられたため、再度国税庁が見直しを行ったところ、最大で約1万4,500人に修正の必要があることが分かったそうです。

つまり対象者は追加納税の可能性が非常に高いという事です。

マイホーム購入については、さまざまな控除や特例があるのですが、併用できない場合や計算方法が異なる場合も多く、今回はまさにそういったミスが多かったようです。

住宅ローン控除などは専門性の高い知識が必要となるため、専門家へご相談されますことをおススメいたします。